「116分?」
こんにちは、元オリンピック強化スタッフ、並びに元日本代表コーチを務めた田中信弥です。(最近は、「ベストセラー著者の、田中さんですよね?」と呼ばれることも多くなりました。ちょっと恥ずかしいですが、ありがたいです。)
まずは御礼を。いつも私のテニス上達情報をご活用くださり、心から御礼を申し上げます。そして、大きな成果を上げてくださったことをご報告くださることにも、心から感謝します。
そんな中。今日は、どうしてもあなたに見てもらいたい映像があり、ご連絡をさせていただいた次第です。「116分?」の説明は、後ほどさせて頂くとして、まずは単刀直入にお聞きします。
「あなたのサービスを、もっときれいなフォームに改善し、もっと威力を出し、もっと安定したものにしませんか?」
もちろん、裏付けなくこんな言葉を吐いているのではありません。すでにあなたと同じウィークエンドプレーヤーの方々に、実際にインストールしていただき、結果が大きく変わったメソッドがあるからこそ申し上げています。(私の目の前でインストールして頂きました。)
ただ、あなたもサービスを良くするために、今まで頑張ってこられた経緯があるでしょう。ですから、「どうして今まで自分が実現できなかったことを、そんなに簡単に実現きるのか?」この疑問にお答えするところから始めます。
「あなたが上手く打つために意識している部分は、間違っている可能性が大きいです!」
“ドキッ”とさせてしまったなら謝ります。「自分の頑張りに間違いがあった?」とは、私を含め、誰もが考えたくないことは承知しているからです。ですから、こんなこと、本当は言いたくないのです。ただ・・・「言わなければなりません!」
なぜなら、これは実際にセミナーや練習会を通して見てきた、ウィークエンドプレーヤーの方全般の問題だからです。(あなただけの問題ではない、ということです。)
「スライスサービスでエースを取るために、絶対に必要なこと!」と題し、人工芝の室内コート3面を貸切り、華麗に開催されたセミナー。そこで見た光景は、「エースを取るどころか、そもそもスライスのかけ方自体が間違っている!」悲惨な状態。
「フォアサイド(右利きの方を想定)に、切れていくスライスサービスを打ってください!」
とお願いしても、ボールが飛んでいくのはセンター。サイドに飛んだときも、相手のフォアハンドの“ツボ”に入ってしまう。(切れが全くない)時には右隣のコートにボールが飛んでいくことも。(フレームショットで)いわゆる、どん底な病状を抱えられていたのです。
特筆すべきは、ご参加くださった方々が、誰もがテニス歴10年以上の猛者ばかりということ。つまり、「テニスレベルが高い方でさえ、上手くスライスサービスを打つために意識する部分が、“ズレ”ている!」こんな現実を直視しなければならなかったのです。
「どっ、どうして、こんなひどいことになってしまったのか?」
不思議に思い、お一人のご参加者様に理由を尋ねました。すると・・・
「厚い当たりのスライスサービスを目指して練習していたら、こんな振り方になっていました!」と、スライスサービスを打つのに全く適していない素振りを見せながら告白。
ビックリしたのは、このやり取りを横で聞いていた他のご参加者様の反応。多くの方が、「うん、うん!」とうなずいたのです。そこから感じた空気は、「上手く打てない打ち方で、必至に練習を続けているのがウィークエンドプレーヤーの方々。大きな損失を抱えている。」ということでした。
嘆いてばかりいても仕方がありません。ステップバイステップで、「“元型”スライスサービスマスタープログラム」を導入。4時間後、セミナー開始当初とは別人の様相。キレのあるスライスサービスを連発。そんな姿を披露してくださるウィークエンドプレーヤーの方々と、出会うことができたのです。
「あぁ、これが本当のスライスサービスの打ち方だったんですね。上手く打つために意識するところが、全く違っていました。おかげで、フェデラー選手が得意としているスライスで切れていくサイドへのサービスエース。2本だけですが、同じような弾道で取ることができました!」
全員とは申しませんが、こんなお声もいただけました。何よりうれしかったのは、翌日に試合を控えていた、ある上級プレーヤーの方が、
「エースも取れましたし、エースにならなくても、相手のリターンが“フラフラ”になって返ってきたので、完全に主導権を握ることができました。うれしかったです!」こんなお手紙を、セミナー2日後に送ってくれたことです。